anthocyanin*

宝塚歌劇団についてひたすら書くよ

【花組】花組公演 ポーの一族(宝塚) 場面ごと振り返り4(一幕第11場~第15場)

これで一幕振り返りは終わりです!

天草四郎ではもうしないぞ!絶対しないぞ!(フラグ)

 

第11場

セント・ウィンザーの場面。アランはちやほやされているけれど、それは将来このへんを牛耳るからで、媚うっときゃいいだろというなんとも世知辛い感じを受けますね…。
アラン自身もそれをわかっているから傍若無人な振る舞いをしますが、そこにやってくる異分子エドガー。

「それ君の実績じゃないじゃん」みたいなド正論パンチはリアルティーンエイジャーのアランには厳しすぎるのでは!?

この歌のエドガーの艶っぽさといったら。
アランがまだまだ子供っぽい感じで感情が詰まった歌い方をしているのとは対照的に、100年ぽっち長く生きている余裕を見せるエドガーの歌が素晴らしい。

結局クソガキども(これがまたみんな可愛い、特に澄月菜音ちゃんがかわいすぎる)とケンカして頭にケガを負ってしまうエドガーをアランが介抱します。
アランは真面目で優しくていい子なんですよね、本当にね…。

第12場

降霊術大会の面々、カスター医師・ジェイン・クリフォード医師・そしてポーツネル夫妻が登場するちょっと大人な、そして裏でいろいろありげなシーン。
この時のゆきちゃんの美しさといったら以下略。そりゃバイクさんも褒め称えちゃうよね!

私は最近仙名彩世教信者なのではという予感がしています(ほんま好き)

第13場

クリフォード医師の見せ場ですね!女ったらしの。
でもこの人って(舞台では)自分から行く感じではなく、来たもの拒まずみたいな受け身系女たらしになってますね。あっちからくるからしゃーない、みたいな。

キャロル役の美花梨乃さん、めっちゃキレイなのにいつもお顔が見えないので残念です…(みてみたい方は「ハンナのお花屋さん」を見よう!

そして100年の時を経て皮肉を言えるようになっているエドガー。成長を感じますね…!

ポーツネル夫妻がお迎えにくるわけですが、男爵いつも怒ってんな!レベルで怒ってますよね。でもこれは約束を反故にされたから仕方ないよね。

観劇している中で、ちょっと怒りすぎじゃないのって思うこともありましたけど、自分を常に全否定してくるような同族の子に常に優しくするのは難しいですよね。自身はポーの一族であることに誇りをもっているのだからなおさら。
自身を否定されたというより、ポーの一族という血や誇りを嫌う、否定することについて怒っているのかもしれないしな…と思うと「まあ怒っても仕方ないかも」と思うようになりました。(東京ではちょっと怒りが抑えられてたようですね。しかし男爵も難しい役どころだと思います…)

最後にシーラがお礼を述べながら手をのばすのですが、これがまた妖艶で…。そりゃ手、両手で挟んじゃうよね!

シーラの退場時に盆が回りますが、クリフォードだけじゃなくてアランもちょっと「この人めっちゃキレイ」みたいな感じでほう…と見つめてるんですよね…どんだけキレイなんだろうねシーラ…

第14場

人間として振る舞うようにとお説教されるエドガー。
とはいえ、エドガーは望んで一族になったわけではないし、さらにメリーベルも一族に加えたものの体が弱くなってしまうし…と100年経とうが変わらない部分もあるわけで、「そんなん言われても!」ってところもあるんでしょうね。それが反抗期に繋がっているという。
でもそう言われると男爵も何も言えないよね…悲しい

第15場

一幕最後の場面で、もうなんといっていいか…壮大の一言で…。
クリフォードの元にエドガーが来ていないことを知り、わざわざ様子を見に行くアラン、いい子。本当にいい子。
アランにとってエドガーはフィルターを通して見ることなく接してきてくれた人物で、エドガーにとっては自分と同じで孤独の中にいる人物で…と、ここで魂の共鳴みたいなものが起こるわけですよね。あと仮想敵(クリフォード)もいたしね!

ごちゃごちゃ書くのも野暮なんですが、二人が銀橋で歌う後ろで各キャラクターたちがそれぞれの人生の生き方…とはちょっと違うかもしれませんが、どのような感情を相手に抱いているのか、みたいな部分もちょっと出るんですよね。

特にトワイライト家は顕著なんですけど、マーゴットはアランに絡みますが、アランは本当に嫌そうに振りほどきます。その後、アランのお母さんレイチェルはアランに歩み寄りますが、アランはそれを受け入れようとして拒否しています。大好きなお母さんなのにどこか不信感があるような。
クリフォードもマーゴットに絡まれますが、それを優しく拒否し、ジェインの元に行きます。
降霊術大会の面々もそれぞれ面白いし…。オルコット大佐はマダムとラブラブです(一方的な愛かもしれないけど)。

曲も演出も本当に素晴らしい!一幕の最後にふさわしい…むしろ話終わっちゃうんじゃないのレベル…。毎回幕が降りるときの拍手がすごくて、「うわ~すごい!いいもの観た~!」感が最高潮になるんだと思います。本当にすごいすごいしかいってない。

二幕はもうちょっとまとめたい…。