anthocyanin*

宝塚歌劇団についてひたすら書くよ

【花組】花組公演 ポーの一族(宝塚) 場面ごと振り返り3(一幕第7場~第10場)

もうすぐ東京千秋楽!ということで慌てて続きを…
※これを書いていた時期は東京千秋楽近く(3/17)でした

東京千秋楽はライブビューイングで観ましたが、結構変わっていましたね…

 

第7場A

ゆうるりとの場面。ここすごく好きなんですよ…ポーツネル夫妻の美しい歌声が…背景も馬車に合わせて進んでいて見応えがありますよね。
バンパネラになったはいいけどそれを受け入れられないエドガーの100年続く反抗期がスタートするわけですが、10代の少年に突然受け入れろと言われてもムリな話ということで。走り去り方が原作そっくりで…短いけれど印象が強いシーンです。

第7場B

コベントガーデンの場面。下級生たちのわちゃわちゃが可愛い~!ほってぃーの特技であるバトントワリングを見ることが出来て、初見の時は「お~!」となりました。お買い物ひとつとっても下級生たちで細かくストーリーを作っていて、こういうわちゃわちゃを見るのとても好きなんです。

そして重要な、思わず血の匂いに誘われてディリーのエナジーを吸ってしまう衝撃的なシーン。オペラを通してアップで見ると、めっちゃエドガーの顔が怖いんですよね。ギャ~!みたいな怖さではなくてゾッとするタイプの。これがバンパネラの顔なのか…と感じさせる、冷たさがある顔でした。さっきまであんなに水車回して可愛かったのに…

自分はもう人間ではなく化物になってしまったのだ、というショック。そこからの「エドガーの狂気」の流れは圧巻。最初の方は、歌の後半にマントを脱いでいたんですけど、日が経つごとに早めにマントを脱ぐようになっていました。細かい変更が…。

第8場

「メリーベルと銀のばら」の場面ですね。ユーシス・オズワルドが登場。
私はハマりたての頃、りおちゃんとるなちゃんのお顔ってすごく似ていると思ってたんですよ。今も思ってますけど。
なのでるなちゃんがオズワルドになった時「わかってるじゃん!!」とつい思っちゃいましたね…。オズワルドとエドガーは似ていると、メリーベルも言っていますから(血の繋がりあるし当然だけど)。ユーシスも退団するせなちゃんで…とても好きなジェンヌさんだったので寂しいです。でも少ないシーンでも印象を残せるようなお役をもらえて嬉しいなあ。

ユーシスが亡くなり、絶望の淵にいるメリーベルの元にエドガーが現れ、メリーベルエドガーと共についていくことを決意するわけですが…。
リーベルは「一緒に居ることが幸せ」という言葉をエドガーに伝えます。
これっていわば「愛」とか「絆」の本質であり、シーラが男爵に感じるものといいますか、シーラと男爵の間にあるものと同じなんですよね、きっと。
リーベルは強く賢く、好きだった人を失って本質を知ったというか、エドガーより大人なのかも…と個人的に感じるシーン・セリフでした。

第9場

ホテル・ブラックプールの場面。こちらもまたわちゃわちゃしてて大好きなシーン。下級生の皆さんの可愛らしさにニコニコしたり、美しいしぃちゃんの歌声にうっとりできるいいシーンです!
ここでやっとこアラン登場。私はアランが一番哀しみに溢れていると思っていますので、「まだこの時は平和だったよね…」という目で見てしまいます。

そしてポーツネルご一家。絵画のようがこれほど間違ってないご一家はない。
舞台写真でもアップのものを出してくださいましたね…ありがとう…ありがとう…。

ブラックプールは原作では出てこないため、初見時は「あれ?こんな場所あったっけ!?」と混乱し、帰ってから原作を読み直したという微笑ましい思い出があります。

第10場A

貧血にはレバーやほうれん草!
エドガーの「あのお医者」って言い方が可愛らしくてとても好きです。
ゆうるりとから100年経っているのにまだ反抗期真っ最中のエドガーくん。
ここまで反抗していたらお互い疲れそうな気もするのですが…やはり時の流れが人と違うことを感じる部分が多く、そのたびに反抗したくなるのかもしれないですね。

バンパネラというスキャンダラスな名前が一般的に知られているということは、歴史の中でそれだけ人前に出ることもあったということでしょうか。
エナジーがなければ生きていけないから隠居は出来ないでしょうしね…ポーの一族以外にもバンパネラ一族はいますし、どこが発祥なんでしょうね…。

第10場B

アランとエドガーの出会いのシーン。
アランの「どこ見てんだよっ!」が可愛い。年相応のわがままボーイ感が出ています。れいちゃんはロイヤルわがままボーイ似合う。

からかってやるかレベルでちょっとエナジーをいただくわけですが、100年経ってエドガーはそういったテクニックを覚えたのね…という気持ちに(どんな気持ちだよ)。

第10場C

学校に行きたいエドガーに「ヘマはするなよ」と釘を刺す男爵。
「もちろん!」と答えたその数分後、その約束を反故にされると知っているのは観客だけなのです…。

このシーン、シリアスなのにオチがわかってしまっているので「フフッ」ってなっちゃいます…いつも…。

 

まだ一幕が終わらないだと…。