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宝塚歌劇団についてひたすら書くよ

【花組】花組公演 ポーの一族(宝塚)場面ごと振り返り その1(序~第1場)

パンフレットやル・サンク等の場面準拠で1場面ずつ感想をもっちゃり書いていくという結構途方もないことを始めてみました。

はじめに書いておきますと、原作ファンが舞台を観たタイプではありません(名前は知っていましたが、公演をするにあたって原作を読んだタイプです)ので、原作とどうこう~!みたいな比較はあまり多くないかと思われます。

また、当然個人の感想ですので、「ここはそーじゃねえよ!」と思う部分もあるかと思います、ご了承ください!

 ■序■

メインテーマのアレンジをBGMに始まる、空港の場面。ここは特別「ここがああ~!!」みたいなシーンは個人的にないのですが、じっくり見るとCAとパイロットの関係性とか面白いものがあるな~と思いながら観ていました。

ストーリーテラーとなる4人とも発声もキレイで聴きやすいですし、これから始まるOPへの期待感がぐっと高まる感じですよね…

■第1場A■

オープニングですね!これは観るたびにテンションが上がりすぎてやばかったです…目が足りない!
とりあえず「ゆきちゃんかわいい!!かわいい!」から「さおりさんキレイ!キレイ!」とか「あきらカッコイイやばい!」とか思ってる間にりおちゃんがせり上がってきてしまうので大変でした…

りおちゃんやゆきちゃん等メインキャストの方々が美しいのは当然として、個人的にぐっと目が惹かれるのは、るなちゃんとまいこつでした。特にるなちゃんは踊りがとてもキレイで、前にいるのもあってかついつい目で追ってしまいます…美しい…

間にグレン・スミスのエピソードが入り、再度メインテーマ「ポーの一族」に戻りますが、そのときにエドガーがちらっとグレン・スミスの方を見るじゃないですか。「なんでまだここにいるの?」みたいな冷たい目線がたまりません、個人的に。
認識しているけどいないもののように振る舞う一族もいいなあと思います。壁というか世界の違いを感じるので。

あと、歌詞で「ポーの一族」とサビの最後に言うときの手の動き~体をぐっと傾ける振り付けがめちゃくちゃ好きです。
あれは人じゃない!って感じがする「人ならざるもの」を感じるような動きだなあと思います。そしてかっこいい。すごい。
しかしみんなよくあれだけ腰曲がるなあと思います…柔軟性高い…

観ているといつも圧倒されてしまって、コーラスに鳥肌がたち、ちなつちゃんの足の長さに驚愕し(美しい…)、あれよあれよと終わってしまう感のあるOPですが、ちなつちゃん繋がりで言うと、最後のサビのときには後ろの方にいるじゃないですか、ストーリーテラーの皆様方とかアランとか。

何回か観劇していたらそっちばっかり観るようになってしまっていたんですけど、最後にそれぞれキャラっぽい決めポーズを取るんですよね。ちなつちゃんが笑えるくらいのイケメンポーズを取っていていつもフフッとなってしまいます。まじイケメン。

特に宝塚において、オープニングは物語や世界に引き込ませる役割を強く持っていると思いますが、ポーの一族はそれがかなり強かったように感じます。

荘厳な感じ、コーラスの厚み、そしてあの圧倒的なビジュアルの暴力が「とりあえずこれヤバいのでは!?」と思わせるにふさわしい作りになっていると思います。毎回毎回鳥肌立ちっぱなしでした。あのOPだけで観る価値あり!といえると思います。

■第1場B■

エドガーのみ銀橋に残り、「哀しみのバンパネラ」を歌うシーンです。

荘厳なOPから一転、暗転の中スポットライトがあるのみという非常にシンプルな空間でありながら、自身のもつ華でぐっと注目させるりおちゃんはやっぱりすごいなあと思います(作文)。

OPのエドガーはどちらかと言えば「ポーの一族であることを(ある程度納得し)受け入れて自然に暮らしている」、ある程度一族になってからの時間が経過したような印象を受けるのですが、この歌を歌っている時は受け入れきれず、まだ心の揺れが激しいような時期を感じさせるような印象ですよね。

歌の一節一節に非常に感情が繊細に込められていて、なんと言えばいいのでしょうか、彼女の歌声は自分の心のよくわからないところをつついてくるような、そんな感じがします。

あんだけOPでは自信満々にポーの一族やってたのに…ここではなんでそんなに壊れそうな感じになってるんや…といったエドガー自身の振れ幅やゆらぎを感じることが出来る素敵なシーンだなあと感じました。

これ備忘録とはいえ最後まで終わるのだろうか…長すぎ…